アルフォーレについて

アルフォーレのコンセプト

アルフォーレは、次の3つの基本理念を掲げています。

  1. 設備の整った創造活動の場を提供するとともに、市民の鑑賞機会の充実と人材の育成及び創造活動の支援を図ることによって、市民の芸術文化活動の中核施設にすること。
  2. 誰もが利用しやすく、気軽に利用できる施設にすることによって、市民に親しまれ、交流やにぎわいを創出する場にすること。
  3. 中越沖地震からの復興を象徴し、柏崎市の新しい顔としてまちの活性化に寄与するとともに、市民に愛され、誇りに思われるような施設にすること。

建設までの歩み

旧市民会館は、県内の他の市町村に先駆けて昭和43年に開館しましたが、施設・設備が老朽化するとともに、待合スペースや駐車場不足の解消、バリアフリー対策や耐震対策が必要になっていました。このため、平成18年6月から新市民会館建設検討委員会を立ち上げ、建替えに向けた本格的な検討を開始しました。

翌19年7月に「新潟県中越沖地震」が発生し、市全体が甚大な被害を受けるとともに、旧市民会館も建物に亀裂が入るなどして使用不能となったことから、新しい会館を早期に建設することになりました。

建設基本計画の策定後、全国148者の応募の中から(株)環境デザイン研究所を設計者に選定し、基本設計、実施設計を経て平成22年9月から工事に着手、24年4月に建物が竣工しました。

ホールの愛称

英字表記   Kashiwazaki City Performing Arts Center, Art-forêt

「アルフォーレ」という愛称はフランス語のart(アール:芸術)とforêt(フォレ:森)を組み合わせたもので、「芸術の森」を意味する造語です。たくさんの人々が集い、芸術文化を楽しむ森をイメージして命名しました。

より多くの方々から愛され、親しみを持っていただくために全国公募を行い、応募件数2,235件(うち市内からは810件)の中から、愛称選定委員会で選考して決定しました。

シンボルマークとシンボルカラー

シンボルマークは、「アルフォーレに集まってくる」という求心力と、「アルフォーレから広がっていく」という発信力を併せ持つ地域の中核施設であることを、シンプルな渦巻きのデザインで力強く表現したものです。

マークの形は、アルフォーレの「ア」を示すアルファベットの「a」をモチーフとしており、渦巻く様子は、人々の活発なエネルギーや情熱を表しています。 シンボルカラーは、アルフォーレの建物の色と同じ赤茶色を用い、「元気」「安心感」「わくわく感」を表しています。

パートナーシップ・アーティスト事業

柏崎の誇れる施設、個性あるホールを目指して、自主事業には全国的にもあまり例のない「パートナーシップ・アーティスト事業」を創設し充実を図ります。

この「パートナーシップ・アーティスト事業」は指定管理期間5年間を通して柏崎市や新潟県にゆかりの深い、作曲家・池辺晋一郎さんに鑑賞事業のほか、ホール運営への助言も頂く事業です。

池辺晋一郎

日本を代表する作曲家。映画、大河ドラマの作曲者としても知られる。柏崎市制50周年記念カンカータ「美しい星のための」作曲者、オペラ「てかがみ」(2002年柏崎公演)作曲者として度々来柏。現在、横浜みなとみらいホール館長など公職多数。

指定管理者について

指定管理者:かしわざき振興財団・新潟照明技研共同事業体

公益財団法人かしわざき振興財団と、新潟照明技研株式会社は、アルフォーレの指定管理についてかしわざき振興財団・新潟照明技研共同事業体を結成し事業に取り組んでいます。

かしわざき振興財団

市内各種芸術文化団体との幅広いネットワークと、地域密着した多くの文化事業の経験・実績を持ち、「芸術文化活動の中核施設」にふさわしい質の高い事業を実施し、その使命を果たします。
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新潟照明技研

県内の舞台技術管理業界のトップ企業として最先端技術を有し、最新設備を備えたアルフォーレの機能を十分発揮して、安全・安心で快適なサービスを提供します。
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